2014年を振り返る「番組内露出量(TVパブリシティ)トップ20」


先週は個々の作品の認知度ランキングで2014年を振り返ったが、ここでは、2014年公開映画のテレビで宣伝がたくさんなされた映画やそれを大いに盛り上げたキャスト(アニメの場合は声優)を作品別番組内露出量という観点からランキングで整理した。

 

2014年公開映画の作品別番組内露出量ランキングTOP20

 

1  ふしぎな岬の物語  (吉永小百合 ほか)
2  ホットロード  (能年玲奈 ほか)
3  思い出のマーニー  (高月彩良、有村架純 ほか)
4  青天(せいてん)の霹靂(へきれき)  (大泉洋、劇団ひとり ほか)
5  武士の献立  (上戸彩 ほか)
6  マレフィセント  (アンジェリーナ・ジョリー ほか)
7  土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI  (生田斗真 ほか)
8  るろうに剣心 京都大火編  (佐藤健 ほか)
9  寄生獣  (染谷将太 ほか ※現在公開中)
10  銀の匙 Silver Spoon  (中島健人 ほか)
11  47 RONIN ★  (キアヌ・リーブス ほか)
12  カノジョは嘘を愛しすぎてる  (佐藤健 ほか)
13  万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-  (綾瀬はるか ほか)
14  るろうに剣心 伝説の最期編  (佐藤健 ほか)
15  アメイジング・スパイダーマン2 ★  (アンドリュー・ガーフィールド ほか)
16  テルマエ・ロマエⅡ  (阿部寛 ほか)
17  超高速!参勤交代  (佐々木蔵之介 ほか)
18  永遠の0  (岡田准一 ほか)
19  GODZILLA ゴジラ ★  (アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙 ほか)
20  アナと雪の女王 ★  (松たか子、神田沙也加 ほか)

※ 作品ごとに番組内露出量の集計対象は公開12週前から公開週末前の金曜日まで。公開後の番組内露出量は含まれていない。
※ ★は洋画作品

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(C)2014「ホットロード」製作委員会 (C)紡木たく/集英社 / (C)2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会 / (C)2014 「青天の霹靂」製作委員会 / (C)和月伸宏/集英社(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会 / (C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会 / (C)2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会

 

1位はモントリオール映画祭にて審査員特別賞グランプリ等を受賞し、吉永小百合主演・企画の『ふしぎな岬の物語』である。「映画祭におけるノミネートや受賞が宣伝にもたらす効果は?」でみたように、映画祭での受賞報道は大きく取り上げられる傾向を見たが、今年多いにお茶の間を沸かせた映画の話題だったと考えられる。

「あまちゃん」で人気となった能年玲奈主演の『ホットロード』はジブリの『思い出のマーニー』を抑え2位である。ただ、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』はそれぞれ8位、14位だが、合計すると『ふしぎな岬の物語』に続く2位となる。

洋画では、来日するたびに日本人人気タレントも顔負けのパブリシティ量となるアンジェリーナ・ジョリーが来日・主演した『マレフィセント』が最上位である。

 

テレビで見る宣伝を通じての映画体験

身近なお茶の間のテレビで、これから劇場公開される旬の映画に関する報道や人気俳優の姿を見ること、それも広い意味で映画体験といえるのではないか。

もちろん、それが映画館でその映画を見ることにつながれば一番深い体験となるが、マスメディアにおいて映画の華ともいえる主演の人気俳優が自身の映画について語るのを目にするとき、映画は特別なものと映るだろう。また、いつかまた別の機会にその映画を見るかもしれないし、その俳優や監督の次回作を見に行くことにつながることもあると考える。

2015年も、映画興行だけでなく、映画宣伝を大いに盛り上げる作品がたくさん登場するであろう。

 

◆あわせてご覧ください◆
2014年を振り返る「作品認知率トップ20」

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