「被災地の子どもたちにDVDを送ろう」プロジェクト

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「被災地の子どもたちにDVDを送ろう」プロジェクト ご協力のお願い
※当プロジェクトは2011年5月15日をもって、終了いたします。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。

2011年3月25日
GEM Partners株式会社
メンバー一同を代表して 梅津 文

この度の災害の被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々やご遺族の方々に深くお悔やみを申し上げます。
また、現在救援活動に関わっている多くの方々、危険を冒して作業している方々に心からの敬意と感謝を表し、
ひとりでも多くの方の命が救われることを祈念いたします。
地震後2週間ほど経った今日もまだ、寒さと不便な暮らしが続き、
震災のショックと明日の見えない不安定な日々を送る被災地の方々がいるのだろうと思います。
弊社メンバーも、日々色々な支援活動に触れる中、自分たちにできることはなんだろう?と考えました。
だから現地のことを、想像してみました。
ふと、そこには、状況を把握しきれずに不安な気持ちに怯える小さな子どもたちも大勢いるだろうと、思いました。
まだまだ十分ではないのかもしれませんが、物資の供給や資金援助が活発になってきた昨今、次に必要なものは「心のケア」になってくるでしょう。そして子どもたちにはより一層きめ細かいケアが必要そうです。
そこで、子どもたちに喜ばれるアニメ、テレビ番組、映画を通じて、被災地の子どもたちの心のケアの一助を担うべく、「キッズ向けDVD」およびDVDプレーヤーを現地に贈ろう!ということになりました。
正直、現在の被災地の状況は、はっきりとはわかりません。
どのような形での支援が正しいのか、様々なご意見があることも承知しています。
ただ、「自分が被災地にいる子どもだったら」「自分の子どもが被災地にいたら」と考えたとき、
映画が、アニメがみたいのではないかと思ったのです。
ママとみて楽しかった「ポケモン」のDVDがなくなったと泣いている男の子がきっといるんじゃないか。
パパに買ってもらったディズニーの「くまのプーさん」のDVDをまたみたいと思ってる女の子もいるだろう。
お友達と見た「仮面ライダー」をもう一度みて変身ごっこをしたいと願っている男の子もいるかもしれない。

私たち自身も子供のころからずっと、映像コンテンツの力に助けられてきたから。
いまの被災地の子供たちと状況は同じじゃないけれど、映画でつらいことや悲しいことを、忘れられたから。
楽しいアニメを見て、夢や感動、そして元気をもらったから。
そして、きっと私たちのような子どももいるはず。
そう信じて、このような形での支援活動を行うことを決めました。
「キッズ向けDVD」および「DVDプレーヤー」を、皆さまのご協力のもと、集めたいと思います。
集まり状況や送付状況は、当社HP上で随時モニタリングできるように致します。
どうか皆さま、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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<募集するもの>☆新たにDVDプレーヤーも募集しています☆
皆様がご家庭などで所有されている「キッズ向けDVD」(アニメ・実写問わず。作品例)の中で、これをぜひ被災地にこどもたち贈りたい!というもの、および「DVDプレーヤー(画面付きポータブルDVDプレーヤーも可。電源コード等の備品と合わせて)」を下記の送付先へお送りください。
・ 当社への配送料はご参加くださる皆さんの負担でお願いします。
・ お送りいただくのは、一枚から、何枚でも。
・ 現地への配送にかかるコストは当社や有志の方の支援でまかないます。
なお、今回GEM Partnersでは、「キッズ向けDVD」(アニメ・実写問わず。作品例)のみのご支援をお願いしています。
受け取りの際、それ以外の物が送られてきた場合、受け取りを拒否させていただくこともありますのであらかじめご了承ください。

※関係各社の皆さま、DVDのご提供等、プロジェクトにご協力いただける場合は、ぜひ当社までご一報くださいませ。
<送付先>

住所
GEM Partners(株) 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-10-7-4F
電話
03-3400-3741
E-mail
info@gempartners.com 件名「被災地の子どもたちにDVDを送ろう」

<お送りいただく時のお願い>
お願い① ご連絡先をお知らせください。
必ずお名前、ご住所・ご連絡先(ご報告のためできればPCアドレス)をお知らせください。
郵便物の中にメモを同封いただくか、下記アドレスへご連絡をお願いします。
(E-mail)  info@gempartners.com 件名「被災地の子どもたちにDVDを送ろう」
お願い② 同時にメッセージも募集します。
皆さんからの被災地のお母さんや、子ども達へのメッセージも一緒に印刷して送ります。
できれば、お送り頂くDVDを観た感想や応援メッセージなど、お願い①と同様、郵便物の中にメモを同封いただくか、
下記アドレスへご連絡をお願いします。
(E-mail)  info@gempartners.com 件名「被災地の子どもたちにDVDを送ろう」
お願い③ 周囲の方へ、この活動をお知らせください。
DVDはなくても、メッセージだけでも結構です。
ご協力いただける方がいらっしゃっいましたら、ぜひお伝えください。
2011年4月15日に、一次締切、2011年5月中旬を二次締切とさせて頂きます。
<支援先について>
集まり状況や、被災地の状況に応じて、支援先の選定・配分を検討します。
決定し次第、当社ホームページ、メーリングリスト、メールなどで直接お知らせいたします。
<配送の支援、届け先のご提案について>
保育園や、教育機関、産院、助産院など、その他の場所でも子ども達の手に届くような送り先を探しています。
関係者の方や、つてがある方、おすすめの場所が思い浮かぶ方は、ぜひお教えください。
NPO団体やボランティア団体からのご連絡もぜひお待ちしております。
ご提案いただいた所へ必ずお届けできるとは限りませんが、最大限努力いたします。
※関係各社の皆さま、DVDのご提供等、プロジェクトにご協力いただける場合は、ぜひ当社までご一報くださいませ。
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<5週目の活動報告>
DVD回収状況
4/28日時点で、全国の皆様からDVD380枚、DVDプレーヤー5台が集まっています。
ご協力いただき、どうもありがとうございます!
5月15日で募集を締め切る予定です。どうぞよろしくお願いします。
支援状況
先日、岩手県にお住まいの小さな女の子のお母様からご連絡をいただき、DVD10枚とDVDプレーヤーを発送いたしました。かわいいお子さんたちがDVDを手に取り、とても喜んでくださっている写真を頂戴しました!
この方は、次のお子さんのご出産を控えているため、被災後に身をおいた避難所を出て内陸に移動したそうです。
震災前は家族でディズニーやジブリ、アンパンマンやプリキュアなどのDVDを見て楽しんいらしたそうですが、今はテレビを付けると暗いニュースばかりということに心をいためておられました。また、同じ被災者の方でも、避難所を出るとなかなか支援が受けられなくなってしまうそうです。
なお、4月10日には、その時点で集まっていたDVDのうち75枚を、DVDプレーヤー3台と共に東京近郊の避難所・受け入れ先(味の素スタジアム、東京ビッグサイト、BumB東京スポーツ文化館)に届けました。
ご参考までに、これまでに受け取ったDVDの一部をご紹介します。
トイストーリー3バンビなど、年齢性別分け隔てなく楽しめる洋画作品
アンパンマン機関車トーマスなど、ちいさな男の子向け作品
ケロロ軍曹クレヨンしんちゃんなど、小学校の男の子向け作品
おかあさんといっしょや、いないいないばぁなど、ちいさなお子さま向け作品
ちびまる子ちゃんDVD-BOX など
なお、今回の震災を想起させてしまう可能性のあるシーンを含む作品をお送りいただく場合は、その旨をメッセージにてお伝えください。子どもたちに見せるべきか否か、現地の大人に判断していただけるよう、こちらから明記して配送いたします。
今後も支援先を増やしていきますので、関係者の方や、つてがある方、おすすめの場所が思い浮かぶ方は、ぜひ教えてください。
NPO団体やボランティア団体からのご連絡もお待ちしております。

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