毎日新聞映画欄に「2013年私の3本」を挙げさせていただきました


 2013年12月27日付けの毎日新聞映画欄にて連載担当各位に混じり、私も2013年公開映画のなかから、邦画、洋画それぞれ3本を挙げさせていただきました。マーケティング分析などから離れて、個人的に印象に残った3本を選びました。
 毎日新聞映画欄の紙面では作品のリストだけでしたが、こちらのコラムでは、なぜそれが「2013年私の3本」の一つに選ぶほどの印象があったのか、その理由も補足いたしました。

◆洋画◆
1.『ゼロ・グラビティ』
 映像も期待しているけど、むしろ「人の心という宇宙」が感じられたら…なんて考えながら劇場に足を運んでぶったまげました。映像はもちろんですが、「引きこもり女の社会復帰」ドラマとして心が震えました。ラストシーンはいまでも脳裏をよぎります。

2.『ゼロ・ダーク・サーティ』
 最後の涙の意味、自分なりの解釈があったのですが、ほかにも色々な解釈があって印象的でした。
 治安維持組織で働くということに自分ごと感があるからというだけでなく、終始、心揺さぶられました。

3.『東ベルリンから来た女』
 主人公がドイツの田舎道を自転車で通り過ぎる際に聞こえた草木のカサカサ、カサカサという音をル・シネマで堪能しました。こういう映画が大好きです。

◆邦画◆
1.『フラッシュバックメモリーズ3D』
 仰天しました。もう一度映画館で見たい。あらゆる意味で本当にたまげました。

2.『謝罪の王様』
 笑い過ぎて最後は泣き過ぎました。元気がないときにもう一度DVDで見たいです。

3.『東京家族』
 これも人相が変わるほど泣きました。
 また、社会の高齢化が進むことは、裏を返せば人生における「子供としての自分」の時間が長くなり,人口が「総子化」するということ、それとあわせて自分の生き方についても考えさせられました。
(こちらのコラム『東京家族』作品テーマの普遍性と現代性」でも詳しく掘り下げました。

 今年も劇場でたくさんたまげたいです。

 DVDで映画はそれほど多く観ないのですが、年末に六本木ヒルズTSUTAYAの方のお勧めでみた『バベットの晩餐会』に物凄く感動しました。またお勧めを聞きに行きたいです。

◆◆◆
 あわせてこちらもご覧ください。
今週末公開映画分析コラム:最後の「トリック」

〇関連映画一覧〇
『ゼロ・グラビティ』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『東ベルリンから来た女』
『フラッシュバックメモリーズ3D』
『謝罪の王様』
『東京家族』

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