今週末公開はMONSTERZ・万能鑑定士Q・X-MENシリーズ最新作

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先週は『アナと雪の女王』の今後の興行推移を検討した(「アナ雪」はいつ解けるのか」)が、5月24日、25日の週末は前週比マイナス13%でまだまだ勢いがあった。一方で本日MovieNEX、DVD・Blu-rayレンタル及びオンデマンドの先行配信も発表され、今後の展開に注目が集まる。
そんな中、今週は邦画、洋画とも全国規模公開の期待作が3つ封切られ、こちらも劇場を沸かせそうである。

ほぼ同ペースの『MONSTERZ モンスターズ』及び『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』

本日すでに公開されている『MONSTERZ モンスターズ』は、過去類似作品の意欲率、認知率の数値と比較すると過去4週間、週によってばらつきがあるものの、おしなべて公開週末土日1.2~1.7億ペースで推移している。比較対象作品は、同じワーナー配給の『藁の盾』などから成る作品群である。

MONSTERZ モンスターズ万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

公開2週前から1週前にかけて意欲率、認知率とも大きく伸びており、公開までの宣伝展開と話題度の加速でペースアップの可能性がありそう。
『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』も前週比で数字が伸びており、興行収入シミュレーション値は『MONSTERZ モンスターズ』とほぼ同じ公開週末土日1.3~1.8億ペース。『MONSTERZ モンスターズ』と比べて公開12週前から1週前時点までのテレビCM量は少ないが、番組内露出量、劇場予告編到達度は上回っている。性年代別では『MONSTERZ モンスターズ』が男女15歳から30代が高めであるのに対して、「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」は男女差が大きく、女性全般、特に50代女性の数値が高い。

シリーズ前作上回るか『X-MEN:フューチャー&パスト』

 前作(『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年公開、公開週末土日1.8億、最終興行収入8.1億)、前々作(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』2011年公開、公開週末土日1.6億、最終興行収入7.0億)含めたSF・アクション・アドベンチャージャンル・シリーズもの洋画大作の過去データと比べると先週末時点の意欲率、認知率は2.1~2.9億スタートペースとなる。

X-MEN:フューチャー&パスト

一方、前作や原作の浸透度の高い作品は事前の意欲率に対して、実際の興行収入の結果が低めとなることがある。このシリーズは前作、前々作も同様であった。
本作が上記の数値通り、あるいはそれ以上の興行スタートとなるかどうかは、「意欲率」の中にシリーズファンや映画ファンにとって、これまでのシリーズとは異なる鑑賞動機が醸成されているかどうかがポイントであろう。本作はスピンオフではなく、また、過去の人気キャラクター含めて主力キャラクターが勢ぞろいするなど、有利な点は多いと考える。

〇関連映画一覧〇

『MONSTERZ モンスターズ』
『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』
『X-MEN:フューチャー&パスト』
『アナと雪の女王』
『MONSTERZ モンスターズ』(C)2014「MONSTERZ」FILM PARTNERS
『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(C)2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会
『X-MEN:フューチャー&パスト』(C)2014 Twentieth Century Fox

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