「映像ホームエンタテイメント ユーザー分析レポート」注目の調査結果

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Netflix日本参入前の映像ホームエンタテイメント市場の全体像を分析
配信、放送、DVDの各サービスの利用実態とブランド浸透度を分析したレポートを発行

GEM Partnersは、映像ホームエンタテイメント市場の全体像について分析した『映像ホームエンタテイメント ユーザー分析レポート』を発行、2015年7月15日より販売開始しました。

映像ホームエンタテイメント ユーザー分析レポートとは

映像ホームエンタテイメント市場では、全世界に6,000万を超える会員を持つ定額動画配信サービス事業者のNetflixが、この秋、日本に参入することを発表しており、大きな注目を浴びています。
一方で、日本には、すでに様々な媒体、利用形態で映像コンテンツを楽しむことができる環境があり、配信サービスの充実が映像ホームエンタテイメント市場全体の活性化につながることが期待されています。
このような状況を踏まえ、このレポートでは、動画配信市場に加えて、放送、DVDも含めた映像ホームエンタテイメントの全体像について、利用実態や各サービスのブランド浸透状況など多くの角度から分析を行いました。
このレポートの中から、注目の調査結果を一部ご紹介します。

注目の調査結果

既存ユーザーの利用意向は高いが、新規利用意向が低い配信サービス

・配信サービスはどの利用形態でも「既存ユーザーの利用拡大意向」が高い傾向にあるが、AdVODを除くと「非ユーザーの新規利用意向」が低く、自然増による急拡大は期待しづらくなっている
・配信サービスが成長していくためには、放送やDVDサービスのユーザーに積極的にアプローチし、取り込んでいく必要がある
【図:既存ユーザーの利用拡大意向(横軸)と非ユーザーの新規利用意向(縦軸)の関係】

【図:既存ユーザーの利用拡大意向(横軸)と非ユーザーの新規利用意向(縦軸)の関係】
(%, 集計対象:利用拡大意向は既存ユーザー、新規利用意向は非ユーザー)

定額制サービスの利用率上位は放送サービスが独占、放送以外ではDVD定額レンタルのTSUTAYA DISCASが健闘

・定額制のサービスにおいて、利用率が高いサービスは放送サービスが独占している
・放送サービス以外で利用率が最も高いサービスは、DVD定額レンタルのTSUTAYA DISCASで、利用意向ランキングでも2位にランクインしている
【図:定額制サービスの浸透度ランキング(上位20位まで)】

【図:定額制サービスの浸透度ランキング(上位20位まで)】
(%, 集計対象:全回答者, n=14,691)

Huluユーザーは様々な機器から鑑賞、dTVユーザーはスマートフォンを中心に他の機器も活用

・HuluはノートPC・デスクトップPCで鑑賞している割合が高いのに加え、他の機器を利用している割合も高く色々な機器から利用されている
・dTVはスマートフォンで鑑賞している割合が高く、また、PCやタブレット端末で鑑賞している人も一定割合いる
【図:配信サービスを鑑賞する際に利用する機器(利用率1%以上のサービスのみ掲載)】

【図:配信サービスを鑑賞する際に利用する機器(利用率1%以上のサービスのみ掲載)】
(%, 集計対象:各サービスのユーザー)

本レポートの購入および、さらに詳しい情報は下記のページでご覧いただけます

・映像ホームエンタテイメント ユーザー分析レポート 紹介ページ

本レポートに関するお問い合わせ先

GEM Partners(ジェムパートナーズ)株式会社
担当:前川
電話:03-6303-1346
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