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続いて、2011年11月末から2012年11月末までに劇場公開された映画につき、ネットでの話題度を示す指標として、ネットニュースの件数、検索数、ブログ書きこみ件数を株式会社ホットリンクさんの「クチコミ係長」 を利用して集計しました。いずれも集計対象期間は、公開12週前から公開週までの間です。
ネットでのマーケティング指標はその作品がネットでの展開にどのように比重おいたのか、ターゲット層とネット行動の親和性などによって数値は様々です。たとえば検索件数で洋画でトップに入っている「プロメテウス」は「検索してはならない」というあおりが効いたのかもしれません。また、公開前に週刊誌を賑わせた沢尻エリカ主演の「ヘルタースケルター」はネットでも反響が高く、ネットニュース、検索件数、ブログ件数ともすべての指標でトップ１０入りしています。
なお、数値を見るに当たっては、作品のタイトルに一般名詞が入っている場合は留意が必要です。ネットでの露出量は、「映画名＋映画」を検索キーワードととしてデータベースを活用しています。この場合、一般名詞がタイトルとなっている場合、実際に映画について書かれている場合よりも多めに数字がでます。例えば、ネットニュース件数とブログ件数トップの「アーティスト」。アカデミー賞獲得や作品についての書き込みも多かったと考えられますが、一方で関係ないものも集計対象に入っていることが考えられます。
【ネットニュース件数トップ10】

【検索件数トップ10】

【ブログ件数トップ10】

あわせてご覧ください

（1）年間興行収入ランキングを読み返す
（2）認知度などのマーケティング指標ランキングを読み返す
（3）宣伝露出量（テレビ・劇場予告編）ランキングを読み返す
（5）facebookでのいいね！数ランキング