映画興行の書き入れ時の年末年始が近づいてきた。
年末年始の期待作の中から、本日(11月14日)、製作総指揮・主演のブラッド・ピットが来日した『フューリー』をとりあげる。
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2010~2014年の間に250スクリーン以上で公開されたオリジナル洋画実写の各種データをもとにシミュレーションをすると、先週末時点(本作公開3週前)まで、公開週末土日2億前後スタートのペースで推移している。
ただ、オリジナルの洋画大作は公開3週前以降の動きが大きくなるので、ここからの動き次第ではシミュレーション値は変動しうる。
参考までに公開3週前時点の鑑賞意欲度の数値を過去作品の同時期の数値と比べると、同じくブラッド・ピットが来日した『ワールド・ウォーZ』(公開週末土日3.3億スタート)は下回るペースであるものの、戦争映画の中では『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』(公開週末土日2.6億スタート)、洋画実写大作映画の中ではトム・クルーズが来日した『オブリビオン』(公開週末土日3.5億スタート)と同レベルである。
本作は、先週末時点(本作公開3週前)から意欲度、認知度とも伸びていてペースアップ中であるが、本作は認知度に対して高めの意欲度となっていることがポイントである。
認知度が上がるにつれて意欲度が上がるとは限らないが、認知度の伸びに対して効率よく意欲度が高くなる可能性がある。
「パブリシティ量が稼げる」ハリウッドスターのブラッド・ピットの来日がメディアで話題となりさらに作品の認知度と関心度が高まることに期待がかかる。